2009/08/21
この10年間、ダンスフロアに影響を与え続けてきた英国のダンス・ミュージック・デュオのBASEMENT JAXXは秋のレアな北米DJツアーにあわせ最新のスタジオ・アルバムを発表する。
DJツアーは10/30にサンフランシスコを皮切りに、ハロウィーンにはロサンジェルスのHARホーンテッド・マンション・パーティに出演、その後、11月上旬にはトロント、シカゴ、ニューヨークを廻る予定だ。
彼らの5枚目のアルバム『SCARS』は10/6にウルトラ・レコーズとXLから共同発売される。先にお伝えしたように、JAXXのFELIX BUXTONとSIMON RATCLIFFEはYOKO ONO、KELIS、SANTIGOLD、ブルー・アイド・ソウルの新星SAM SPARRO、ELI "PAPERBOY"REID、AMP FIDDLER、BELLRAYSのシンガーLISA KEKAULAなど多くのコラボレートをこのプロジェクトで披露している。
アルバムはオペラ的なイントロから始まり、タイトルトラックのハーフタイム・ビートのスタッターとバンドの特徴でもあるキッチンのシンク・ノイズが絡まる。「TWERK」はYO MAJESTYのラップをメインに、フラッシュダンスの「MANIAC」のリフを敷き詰めた、エレクトリックなダンス・ナンバー。「SHE'S NO GOOD」はLIGHTSPEED CHAMPIONのヴォーカルにファンクっぽいコール&レスポンスの曲。また、ファースト・シングルの「RAINDROPS」はBUXTON自身のヴォーカルがオート・チューン処理されいる。ONOの伝説的なヴォーカルは「DAY OF THE SUNFLOWERS(WE MARCH ON)」で聞けるし、SANTIGOLDはスカ調の「SAGA」に参加している。
また、彼らは”PINK FLOYED的な、もっとアンビエント的”なタイトル未定のプロジェクトもレコーディングしたと、FELIX BURTONは話している。「これは後でミニ・アルバムで発売されると思う。よりバス・タイム・ミュージックだ」
20人以上のダンサーやシンガーが舞台に登場する巨大でサーカス的なライブをアメリカに持ち込むかについてはBUXTONはコミットしていない。「今まで、南アメリカ、オーストラリアでやってきて、これから日本、韓国に行く。今年の夏はヨーロッパー全土でやるつもりだ。もし、俺たちの音楽が受け入れられるなら、行くし、そうでなければ行かないよ」
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